Boxアプリの設定
Boxアプリの設定
Postmanコレクションを使用するために、Postmanアプリケーションはアクセストークンを使用してBox APIから認証を受ける必要があります。アクセストークンを取得するには、Boxアプリを使用してBoxにログインする方法が最も簡単です。
Boxアプリは、API呼び出しの実行に使用できるアプリケーションです。Postmanコレクションを使用する際は、独自のBoxアプリを設定するか、あらかじめ設定されているBoxアプリを使用するかを選択できます。独自のBoxアプリを設定した場合の主な利点は、1時間ごとにログインする必要がなくなることです。ただし、設定にいくつか追加手順が必要になります。
使用するBoxアプリの選択
独自のBoxアプリを使用する
この方法を使用すると、60日間に1回以上アプリを使用すれば、Postmanでは無期限にBoxへのAPI呼び出しを行うことができます。
この方法では、初期設定の手間が少し増えますが、Postmanがいつまでもアクセストークンを最新状態に保つことができるため、メンテナンスの手間は少なくなります。
あらかじめ設定されているBoxアプリを使用する
この方法を使用すると、Postmanは、BoxへのAPI呼び出しを実行できるようになりますが、1時間が経過すると、このガイドを再度実行する必要があります。
この方法では、初期設定は少なくて済みますが、アクセストークンを自動的に更新することはできません。1時間ごとにこのガイドに戻ってアクセストークンを更新する必要があります。
Boxアプリの作成
独自のBoxアプリを使用するには、Box開発者コンソールで新しいBoxアプリを作成する必要があります。
Boxアカウントを持っていない場合は、テスト用の無料のDeveloperアカウントにサインアップすることができます。
- 開発者コンソールに移動します。
- [アプリの新規作成]を選択します。
- 作成するアプリケーションの種類として[カスタムアプリ]を選択し、[次へ]をクリックします。
- 認証方法として[標準OAuth 2.0]を選択し、[次へ]をクリックします。
- Boxアプリに一意の名前を付け、[アプリの作成]をクリックします。
- [アプリの表示]をクリックしてアプリの設定に移動します。
- [OAuth 2.0リダイレクトURI]の設定まで下にスクロールし、[リダイレクトURL]に値
https://developer.box.com/auth/callback
を設定します。 - 必要に応じて、同じ画面の[アプリケーションスコープ]セクションまでスクロールし、このアプリケーションに対して有効にする必要がある追加の権限を選択します。
- ページ上部にある[変更を保存]ボタンをクリックします。
API資格情報のコピー
Boxアプリを作成したら、Boxアプリの[OAuth 2.0資格情報]セクションまで下にスクロールし、[クライアントID]と[クライアント機密コード]をコピーして下のフィールドに貼り付けます。
これらの資格情報は、次の手順でアプリケーションの認証に使用します。
まとめ
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独自のBoxアプリの使用を選択し、以下の操作を行いました。
- Developerアカウントにサインアップ(必要な場合)
- 開発者コンソールにアクセス
- OAuth 2.0認証を使用するカスタムアプリを作成
- アプリケーションのリダイレクトURLを設定
- クライアントIDとクライアント機密コードをこのページにコピー
- または、あらかじめ設定されているBoxアプリの使用を選択しました。